富裕層向け宇宙遊泳体験をロシアの宇宙ロケット企業が販売

写真:© Sergei Remezov-REUTERS

国内外問わず、富裕層は旅行に高い関心を持っている方が多い。特にそこでしかできない体験を求める傾向が強い。

ロシアの宇宙ロケット開発企業「エネルギア」が発表した、上空350キロメートルにある国際宇宙ステーション(ISS)から青い地球を眺めたり、宇宙遊泳を体験できる宇宙観光サービスもそのひとつだ。現在、計画内容が審査されている段階だが、実現すれば多くの富裕層にとって新しい「そこでしかできない体験」のひとつになるはずだ。

エネルギアは実験施設と太陽電池パネルを備えたISSのモジュール「NEM-1」の建設をすすめているが、今回の計画ではこの「NEM-1」をベースに開発を予定している「NEM-2(仮称)」が用いられる予定だ。富裕層向けに快適性が重視されたモジュールで、2立方メートルの個室が4室、トイレが2カ所設置されるほか、インターネットへの接続環境も整備される。搭乗人数は4~6名で、料金は1億ドル(約110億円)程度となる予定だ。

過去には、2006年にイラン系アメリカ人実業家のアニューシャ・アンサリが民間人女性初の宇宙旅行を実施、2009年にカナダのパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」創業者のギー・ラリベルテが12日間ISSに滞在など、ロシアには宇宙旅行の実績がすでにあり、宇宙旅行に感心のある富裕層の期待が大きいと当社では考えている。

エネルギア以外にも、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンが率いる「ヴァージン・ギャラクティック」が最大8人乗りの商用宇宙船「スペースシップ・ツー」を開発したり、アマゾン・ドット・コムの共同創業者ジェフ・ベゾフが創設した「ブルーオリジン」が2017年12月に民間人を宇宙に届ける「クルー・カプセル2」の飛行実験を初めて実施したり、宇宙旅行ビジネスへ参入する企業が着実に増えてきている。

日本でも元ライブドア代表の堀江貴文氏が設立したインターステラテクノロジズ(IST)が、国内民間初の宇宙到達を目指して小型ロケットの打ち上げに挑戦しているが、今後の動向によっては日本でもこのようなベンチャー企業とタッグを組んで宇宙旅行ビジネスに参入する企業がでてくるかもしれない。

 

当社では、スタートアップ企業を対象に、富裕層へのプレゼンテーション機会の提供、アクセラレーターへのプレゼンテーション協力の2つのサービスで、資金調達やその後のブランディング推進をChief Branding Officerとしてサポートするプログラム「Root Combinator」を独自に運営している。宇宙旅行ビジネスに限らず、幅広くスタートアップ企業からのご相談を受け付けているので、ぜひ一度下記よりお問い合わせいただきたい。

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